前書き
※この記事は 2017 年当時の出来事をもとに、複数の記事として公開していた内容を再編集し、ひとつの記録としてまとめ直したものです。
特定個人を非難する意図はなく、釣り文化における「人間距離」「承認欲求」「コミュニティの構造」を考えるための資料として再掲しています。
釣りという趣味は本来、誰にも迷惑をかけず、心から楽しめるものであるはずです。
しかし、ときに文化そのものが人を追い詰め、人間関係を壊し、ひとの心を折ることがあります。
この記録は、そんな“釣り文化の影”と、そこからの“回復”の物語です。
序章:何気ない日記から始まった炎上
2016 年末、私はいつものように何気ない日記を書いて公開した。
アクセスログの急上昇に「なんじゃこりゃ?」、と調査を進めるとリンク元が「2ちゃんねる」だった。
その記事がきっかけとなり、 2ちゃんねるで 炎上し73 件 × 2 スレッド = 146 件 の誹謗中傷が発生したのだった。
内容があまりにも悪質だったため、 サイトを一時閉鎖せざるを得なくなった。
意を決して掲示板に乗り込み「怒らないから書き込んだ人でておいで」と伝えると、とあるひとりが名乗り出た。
そして、電子メールで数回やりとりしたあと、直接対面して会話をすることになった。
第1章:書込み主との面会 ― 古民家カフェにて
2017 年 1 月 21 日。 家の雑用の合間を縫って、 書込み主の男性(53 歳)と面会することになった。
場所は埼玉県中西部の古民家カフェ。 駐車場で会うなり、彼は土下座して謝罪してきた。
「いやいや、やめてくださいって…(;^ω^)」
店内に入り、まずは事情を聞くことにした。
第2章:彼がフライマンを憎むようになった理由
ヒアリングを進めると、 彼の中には 長年蓄積された“痛み” があった。
● 中禅寺湖・国道側
場所取り合戦で他のフライマンから激しい攻撃。
※当時脚立による場所取り争いが絶えなかった
● 中禅寺湖・山側
酒盛り占拠集団に遭遇し、嫌気がさす。
※漁業調整規則により遊漁時間が決められているが前夜から現地INしてポイントを占拠する集団がいた
● 管釣り
休憩所付近を占拠する集団からクレーム。
※これも集団によるポイント占拠で中禅寺湖の事例と本質は変わりなかった
● 公園でのキャス練
住民に通報され、警察から職質。
※公共スペースでフライロッドを振り不審者扱いされた。今回の私の事例も同じ。彼のフラッシュバックの契機となった模様。
● 偏屈フライマンの説教
半日ウンチクを浴びせられ、心が折れる。
※釣りでもボウリングでもバイクでも「教えたがりでマウント取りたい」鬱陶しい輩は必ずいる。
● 自分の開発したキャスティング技術が「邪道」扱い
弟子たちが悪用し、虚脱感に襲われる。
そしてついに、
「フライマンを見るだけで憎しみが込み上げる」
という精神状態に陥ってしまった。
そんなとき、 たまたま私の日記を見つけ、 過去の嫌な記憶がフラッシュバックし、 我を忘れて誹謗中傷を書き込んでしまったという。
第3章:ネット炎上の裏にあった「痛み」
彼は自分の書き込みの一部しか覚えていなかった。 私が調査した 146 件のログを見せると、 呆然とし、肩を落とした。
「こんなに書いてたんですか…」
ネット炎上の裏には、 しばしば 個人の痛みや孤独 が潜んでいる。
彼もまた、 釣り文化の中で傷つき、 居場所を失い、 心が壊れてしまったひとりだった。
【コラム:歪んだ正義感と『フラッシュバック』の正体】
加害者の男性が今回引き起こした行動は、心理学的に見れば「自己同一化」と「負のフラッシュバック」の連鎖によるものでした。
彼は長年、一部の独善的な釣り人たちによって「自分の大切な居場所(釣り場)」を侵食され続けてきました。その蓄積された怒りは、いつしか「釣り人=敵」という強い拒絶反応へと変わっていったのです。
私の何気ない日記を読んだ瞬間、彼の脳裏には中禅寺湖や管釣りでの忌まわしい記憶が鮮明に蘇りました。私という個人を攻撃したのではなく、「自分を苦しめてきたすべてのフライマン」という幻影に、彼は必死で石を投げていた。それが今回の146件の書き込みの正体だ
第4章:責任と後始末 ― そして対話へ
私は彼にこう伝えた。
「今回の違法性は不問にします。 でも、後始末だけは自分で責任を持ってくださいね。」
彼はすでに法律事務所に依頼し、 最も悪質なスレッドを物理削除していた。
(弁護士費用300万円以上。もちろん彼の出費)
その誠意を確認したうえで、 私は話題を変えた。
「フライの道具は処分したって言うけど、 釣り自体はまだやってるんでしょ?」
「海のメバルやアジのフライ、 チョー面白いですよ。 今度一緒にやってみませんか?」
その瞬間、 彼は大粒の涙をこぼしながら、その場で泣き崩れた。
第5章:釣りへの再招待 ― 尺メバルの夜
後日、彼をソルトのフライフィッシングに誘った。
- 大潮の上げ潮
- 凪
- 私はルアー 2 本+フライ 2 本
- 彼はフライ 2 本
開始早々、私のルアータックルが全滅し、 強制的にフライロッドを振らざるを得ない状況にw
しかし結果は──
● 彼:尺メバルをキャッチ
→ その直後に船酔いでダウン
● 私:Mプレイ状態でひとり釣り続けるw
チャーターボートのキャプテンから「おまえが二人分釣れ!」と…(;^ω^)
釣行後、 彼の忘れた ETC カードが車内から出てきて、 郵送することに。
なんとも人間味あふれる、 濃ゆい釣行だった。
終章:サイト再開と“人間距離”の再構築
私はサイト閉鎖中に考え続けた。
- 釣り文化はなぜ人を追い詰めるのか
- どうすれば人に迷惑をかけず楽しめるのか
- 自分は何を発信すべきなのか
そして、 彼との対話と釣行を経て、 私は再びサイトを公開する決意をした。
「本質的に自己中心的な釣りを、
可能な限り人さまに迷惑をかけずに、
心から楽しむためにはどうすればいいのか。」
この命題に、 私はこれからも向き合い続ける。
エピローグ
ここまでが、2016 年末から 2017 年初頭にかけて起きた一連の出来事です。 炎上、面会、釣行、そしてサイト再開── まるで濁流のように過ぎていった日々でしたが、 その後も書込み主の方とは静かに連絡を取り合っていました。
彼がどのように後始末に向き合い、 そしてどんな気持ちで“釣り”という世界に戻ろうとしていたのか。
最後に、その時期に交わしたメールのやり取りを この物語の締めくくりとして 添えておきます。 ほんの短いやり取りですが、 この出来事が「ただのトラブル」ではなく、 人が再び立ち上がるまでの記録 だったことが伝わると思います。
Re: ○○です。削除が完了しました
○○様
お世話になります。やまさんです。
この度は誠意あるご対応をいただきありがとうございました。
非常に優れたキャスティングテクニックをお持ちであるにも関わらず、業界で不遇な思いをされ、集積された恨みが今回偶然私にぶつかって来ただけだと思います。
○○様が直接私に連絡してくれればよかったものの、2ちゃんねるというテーブルでやってしまったがために、後始末は2ちゃんねるの儲けのシステムに従わざるを得ず、削除のため多額の出費をお願いしてしまい心苦しい限りです。しかし○○様の無念の思いを考えると心が痛みます。○○様のような優秀な人材が排斥されてしまうようなフライフィッシング業界は本当に病んでいると思います。
経済的に落ち着かれましたら、また一緒に釣りに付き合っていただけませんか?
その時までに、メバルだけではなくほかにも色々面白そうな釣りを探しておきます。
以前もお伝えしましたが、「フィールドにも魚にも罪はありません」
最も罪深く地獄に落ちるべきは、「ヒトの悪口ばかり言って楽しんでいる悪趣味な釣り人」です。そんな釣り人の事なんか気にせずやって行きましょう。
以上
On 2017/02/13 20:13, XXXX wrote:
やまさん、こんばんは
弁護士の先生から削除完了の知らせが有りました
これらはやまさんの実名が書き込まれたレスでしたが
確認したところ全て削除されていました
長きに渡り大変なご迷惑をお掛けし、不愉快な思いをさせてしまいました
心からお詫びします、本当に申し訳ありませんでした
先日の船釣りは楽しかったです
誘って頂いた事を感謝いたします
とりあえず今は借りたお金を返済しなければなりません
学生二人を就業させつつなので何年か掛かると思いますが
全て完済し自由に遊びに出かけられる日が来ましたら
またメバルやスズキを狙いにいきたいものです
そのときはまたあのキャプテンにガイドして頂きたいです
次回は十分睡眠をとって早めに酔い止めを飲んで
たくさん釣って美味しく食べたいものです
そのときはまたよろしくお願いします
では、失礼いたします
(○○)
【あとがき:2017年の私へ、そして今の私へ】
あの時、怒りに任せて相手を切り捨てず、直接対面して彼の話を聞き、一緒にボートを出した自分に「お疲れ様」と言いたい。
彼を苦しめていた「フライフィッシング業界」という巨大な呪縛は、私一人の力では変えられない。でも、「チャーターボートという雑音のない空間」と「尺メバルの確かな手応え」を共有したあの3時間は、彼にとっての地獄に一筋の光を差し込むことができたはずだ。
2026年になった今、私は相変わらず芦ノ湖でヒメトロを楽しみ、AIと対話しながらサイトを再構築している。「フィールドにも魚にも罪はない」。この信念さえあれば、どんなノイズも「ちゃくちゃくと」乗り越えていける。そう確信している。
【おまけ】
以下は上記の出来事の半年後に思いついた替え歌です…ww
大王丸「争いの河」のメロディーで…(;´・ω・)
これゎ、世界公開に耐えられん…/(^o^)\
・・・が、ヤマシイ事は別に何もないので制限解除しとこう…(^^;)以下、替え歌…(^^;)
フライマンが言い争ってる
ポイントや釣果や大きさで争ってる
フライマンが言い争ってる
派閥や道具や流儀で争ってる
その間に目的を持った奴が
ちゃくちゃくと釣りまくってる(チャクチャク チャクチャク チャクチャク)
フライを浮かべる沈めるで争ってる
信者の奴らは 教祖で争ってる
リリース・キープで延々と争ってる企業はひたすら利益を争ってる
その間に目的を持った奴が
ちゃくちゃくと釣りまくってる(チャクチャク チャクチャク チャクチャク)
言ったもん勝ちのアイデアで争ってる
インスト野郎は 生徒数を争ってる
倶楽部の奴らは 勢力を争ってる
トーナメンターは記録を争ってる
その間に目的を持った奴が
ちゃくちゃくと釣りまくってる(チャクチャク チャクチャク チャクチャク)
争って離合集散 繰り返しつづけてく
フライマン同士で朝から争ってる
ファンもアンチもみんな中で争ってる
シロウトもエキスパートも争ってる
田舎も都会も海でも川でも湖でも
その間に目的を持った奴が
ちゃくちゃくと釣りまくってる(チャクチャク チャクチャク チャクチャク)
フライマンたちがまた争ってる
未来や過去や現在を争ってる
いい歳こいてまた争ってる
力で言葉で思想で争ってるその間に目的を持った奴が
ちゃくちゃくと釣りまくってる(チャクチャク チャクチャク チャクチャク)
※画像はイメージです
※残念ながら自分にはフライフィッシングの世界ってこんな風に見えるのです…(;^ω^)
しかしながらフライフィッシングという釣り自体に罪はないと思うし、
フライフィッシングという釣り自体は面白いと思ってます。
まあ、全てはヒトのなせる業…(;^ω^)
くれぐれも紛争地域には近寄らないように…
くれぐれも派閥争いに巻き込まれないように…
・・・「目的を持ってちゃくちゃくと」に、心がけたいものです…(;^ω^)
Supported by MS-Copilot & Google Gemini
※秀才Geminiの分析力と文才Copilotの文章力でとっちらかった記事を統合し再公開できました。
※ヒメトロなる釣りと生成AI支援について
ヒメトロ<ヒメマス狙いのレイクトローリング>については、ヒメトロ人口、関連情報ともに極端に少ないのが現状です。ここでは【結果に捉われない試行錯誤の過程の楽しみ】を伝えることを主眼としており、記事内容は釣果を保証するものではありません。
また、生成AI支援記事は事実と異なる内容が含まれている場合があります。ご利用される場合は、事前にご自身でファクトチェックを行ったうえ自己責任でご利用されることをオススメいたします。
※コラム記事について
各コラム記事は、あくまでも「ぐっさんの私見」を主軸とした内容です。
客観的な事実とは異なる場合がありますので、ご利用の際にはご注意ください。
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